除籍謄本(じょせきとうほん)とはその戸籍にのっていた人が、結婚・死亡・引っこし(転籍)などで全員いなくなり、
その戸籍が使われなくなったことをあらわす公的な書類です。
家系図を作るときには、明治時代以降のご先祖さまを調べ、さらに古い戸籍へさかのぼるための大切な手がかりになります。

家系図作成のための読み方のポイント
① 筆頭者(ひっとうしゃ)と身分事項を確認する
家系図作りでまず大切なのは、筆頭者と人と人との関係を知ることです。
筆頭者
戸籍の一番上に書かれている、その戸籍の代表の人です。家系図の出発点になる人物です。
身分事項(続柄)
筆頭者との関係を書いた部分です。
「父」「母」「子」「配偶者」などを見て、だれがだれの家族なのかを確認します。
② 除籍・転籍の記録をたどる
除籍謄本で一番大事なのは、次に調べるべき、もっと古い戸籍の場所を見つけることです。
除籍の理由
戸籍から抜けた理由が書かれています。例:「死亡」「婚姻(けっこん)」「転籍」など。
転籍(てんせき)
本籍地を別の市区町村へ移したことです。このとき「従前戸籍(じゅうぜんこせき)」や
「原戸籍(はらこせき)」として、前にいた場所が書かれています。
家系図をさかのぼるときは、この場所を手がかりに、その役所でさらに古い除籍謄本を取りよせていきます。これが、家系図作りの基本的な流れです
③ 古い戸籍によく出てくる言葉
古い戸籍には、今ではあまり使わない言葉があります。
従前戸籍(じゅうぜんこせき)
今の戸籍に入る前の本籍地→ 古い戸籍を調べるための大切な住所
入籍(にゅうせき)
その戸籍に入ること→ 結婚や養子えん組によって家族になること
分家(ぶんけ)
新しく別の戸籍を作ること
隠居(いんきょ)
家の代表を子どもにゆずること→ 明治〜大正時代によく見られた親子の世代交代の形
以上のように除籍謄本の情報を細かく読み解くことが家系図作成のポイントとなります。
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