今回お参りしたのは、大阪府泉佐野市にある七宝瀧寺(しっぽうりゅうじ)です。
このお寺は真言宗犬鳴派(いぬなきは)大本山で、ご本尊(中心となる仏さま)は倶利伽羅(くりから)大瀧不動明王です。
JR阪和線の日根野駅から「犬鳴山(いぬなきやま)」行きのバスに乗り、終点で降ります。
そこから川沿いのハイキングコースを約30分歩くと、朱色の鳥居が見えてきます。
その先に「大瀧不動明王」がまつられています。
江戸時代の終わりごろまでは、神様と仏様を一緒におまつりする神仏習合(しんぶつしゅうごう)の霊場として、とても栄えていました。
「犬鳴山」という名前は、平安時代の宇多天皇(うだてんのう)がつけたといわれています。
主人の命を救うために命がけで鳴いた猟師の犬の話がもとになっているそうです。
このお寺ができたのは、斉明天皇(さいめいてんのう)7年(西暦661年)で、修験道(しゅげんどう)の開祖・役小角(えんのおづの)が大峰山を開く6年前のことです。
そのため、七宝瀧寺は「元山上(もとさんじょう)」とも呼ばれています。
昔は犬鳴山をふくむ和泉山系(いずみさんけい)全体を「葛城(かつらぎ)」と呼び、
犬鳴山はその中でも西の行場(ぎょうじょう)・東の行場を持つ、修験道の中心的な場所(根本道場)でした。



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更新:2025年10月18日
