家系図作成の手順をご説明いたします。
家系図作成に必要なもの
- 戸籍
戸籍は家系図を作成するための基礎資料となります。戸籍謄本を取得し、詳細な情報を確認しましょう。 - パソコンとExcel
パソコンにインストールされたExcelを使用します。Excelは家系図の作成や編集に便利なツールです。 - くずし字用例辞典(児玉幸多 編, 東京堂出版)
古い戸籍や歴史的な文書には、くずし字が使われている場合があります。この辞典を使用して、くずし字の解読を行います。
家系図の作成手順
- 戸籍のコピーを準備する
原本の戸籍は大切に保管し、作業にはコピーを使用します。コピーはA3サイズに拡大すると、書き込みやすくて便利です。 - 古いご先祖様から記入を開始する
家系図は一番古いご先祖様から始めて、下に向かって記入します。年代順に整理することで、家族の歴史が一目で分かるようになります。 - Excelで家系図のフォーマットを作成する
Excelでは、正方形のマス目を作成します。一人分のスペースは2列×5行に設定します。家族構成を整理するために、親子関係や兄弟関係は実線で結びます。 - 結婚や養子縁組の記入方法
結婚の場合は二重線で結び、養子縁組の場合は点線で結びます。これにより、家族関係が視覚的に分かりやすくなります。
家系図の仕上げ
- 読み合わせを行う
作成した家系図は、誤りがないか確認するために読み合わせを行います。家族全員で確認することで、情報の正確性を高めます。 - Excelでの追加編集
作成した家系図はExcelで管理するため、お客様自身でも追加の情報を入力することが可能です。新しい家族の誕生や結婚などの際にも、簡単に家系図を更新できます。
このように、家系図の作成には戸籍、Excel、くずし字辞典が必要です。手順に従って進めることで、正確で見やすい家系図を作成することができます。家系図は家族の歴史を記録し、次世代に伝える貴重な資料となるでしょう。
更新:2024年07月26日